地獄 その弐
蕎麦地獄開始

はい どーん

どんどーん。

これで3人前。
連れてきた立場上、地獄の鬼たちも注文。
もちろん鬼達はこんなの朝飯前だ。
(今日初めてに食事で、本当の意味でも朝飯前だ)
ほかのメニューを頼んで先に食べ終わった人に「ちょっと食べてよ」という
退路を断つ意味でもこうせざるをえなかった。やむをえないのだ。
この日企画に初参加した鬼その2の引きつった笑顔が印象的だった。

それでは、いただきます。

 

食べ始めてわかる恐怖。
少し食べ進むと、自重で圧縮状態だった内部の蕎麦がまろび出るのだ!
もう、せいろから逃げる逃げる。どんどん端からこぼれるこぼれる。



皇子 食べる食べる。

真の地獄はここからだった